<改訂>:教材全体を見直し、改訂版として置き換えた単元
<修正>:教材内容の一部を修正した単元(2021年度までの分を掲載)
改訂・修正とも、教材の受講成績はそのまま引き継ぎいでおります。APRINとしては、本改訂・修正によって受講者に再受講を要請するものではありませんので、各機関にてご判断ください。
<改訂>
領域名:責任ある研究行為:基盤編(RCR共通単元)
【改訂内容について】
- 研究インテグリティとその対応(2024/9/30更新)【NEW】
「研究インテグリティ」に係る言葉の定義を明確にすると共に、新規教材「研究活動の国際化に伴う諸課題」の内容とも照らした上で、「はじめに」全体と「研究者自身によるリスク対応」冒頭を書き替えました。また、第一章のタイトルを「研究インテグリティ:日本における対応」に変更し、日本における対応の説明であることを明確にしました。
領域名:人を対象とした研究:基盤編(HSR)
【改訂内容について】
- 人を対象としたゲノム・遺伝子解析研究(2023/1/31更新)指針の改訂を始めとするゲノム研究を取り巻く環境の変化を受け、内容を最新情報にアップデートしました。
- 多能性幹細胞研究の倫理Ⅱ(2023/9/29更新)
関連する法令及び指針の改正に伴い、ヒトES細胞の樹立・使用・分配についての倫理審査、インフォームド・コンセント、研究参加機関の要件等に関する記述を見直すとともに、オルガノイドについての記述を盛り込みました。また、再生医療に関する規制についても最新の情報に更新しました。 - 特別な配慮を要する研究対象者(2024/3/29更新)
- 研究倫理審査委員会の委員に就任する際に知っておくべきこと(2024/3/29更新)
最新の国際標準の内容を盛り込みつつ、わかりやすい表現となるよう、全体を見直しました。 - 研究におけるインフォームド・コンセント(2024/7/31更新)【NEW】
学会発表の際のインフォームド・コンセントに関する指針(日本医学会連合)の解説を盛り込むなど、より具体的でわかりやすい表現となるよう、全体を見直しました。 - 研究で生じる集団の被害(2024/10/21更新)【NEW】
近年の研究におけるビッグデータの活用に伴い新たに生じ得る集団被害について加筆するとともに、現代における「集団」に関する共通認識と関連する教材中の表現を改め、また、より分かりやすい教材となるよう全体を見直しました。 - 生命倫理学の歴史と原則、そしてルール作りへ(2024/10/31更新)【NEW】
教材全体の表現を見直し、より理解しやすい教材となるよう加筆・修正をしました。
領域名:責任ある研究行為:基盤編(RCR生命医科学系)
【改訂内容について】
- 責任ある研究者の行為について(2021/9/27更新)
他の教材に含まれる内容にも言及し、生命医科学系分野の総論教材としての位置付けをより強調しました。 - 研究における不正行為(2021/9/27更新)
近年「有害な研究行為」(DRP)と称されている考え方を解説し、研究活動上の不正行為全般についての説明を見直しました(基本的な内容に変更はありません)。一方、研究不正の告発に関する詳細な記述は教材から除外しましたが、基本的な考え方は不正行為全般の説明の中に残しています。 - オーサーシップ(2021/9/27更新)
テキスト全体のバランスを見直しました。また、オーサーシップの問題をより具体的に考えることができるように、クイズとは別にケーススタディを加えました。 - メンタリング(2021/9/27更新)
テキストの量を全体的に見直し、必要なポイントを絞り、受講者が学習しやすいように調整しました。 - 共同研究のルール(2021/9/30更新)
生命医科学系分野での産学連携等の共同研究の事例をより強調し、論文とそれ以外の形での研究成果(知的財産権)の扱いを詳しく説明するよう、全体を調整しました。 - 利益相反(2021/9/30更新)
利益相反の種類とマネージメントについての説明を調整しました。また、政府系機関や学術団体の利益相反規程を具体的に示し、研究者が研究活動の中で利益相反をよりイメージしやすくなるように加筆しました。 - 盗用と見なされる行為(2022/6/30更新)
全体的な説明を見直しました。その中で、研究活動における盗用と著作権上の盗用の違い、盗用検出ソフトウェアについての説明を新たに加筆しました。 - ピア・レビュー(2022/9/30更新)
テキスト全体のバランスを見直しました。また、査読時の不正行為についても加筆し、内容をより具体的に考えることができるようにクイズとは別にケーススタディも加えました。
領域名:責任ある研究行為:基盤編(RCR理工系)
【改訂内容について】
- 工学研究におけるデータ管理上の倫理問題(2021/8/5更新)
テキストの量を全体的に見直し、受講者が学習しやすいように調整しました。 - 理工学分野における利益相反(2021/8/20更新)
受講者が利益相反の問題をより現実的に考えることができるように、企業との共同研究における利益相反事例や、学術誌での投稿規程の具体例の紹介を多く導入しました。 - 研究不正(2021/6/4更新)
研究不正が個人や組織、社会に与える影響を強調するとともに、他単元(「研究者・技術者の社会的責任と告発」)と照らして内容が重複する箇所(不正行為の告発)を削除し、基本事項が伝わりやすくなるようにしました。 - 責任あるオーサーシップ(2021/6/4更新)
例示の量を見直し、オーサーシップに関する基本事項が伝わりやすくなるようにバランスを調整しました。 - 理工学研究領域の論文発表とピア・レビュー(2021/6/4更新)
テキストの分量(項目・説明内容)を見直し、ピア・レビューに関する基本事項が伝わりやすくなるようにバランスを調整しました。 - メンタリングとメンター、メンティー(2021/6/4更新)
メンタリングという制度が組織の中で持つ意味、また研究の公正性を高めるものとしてのメンタリングの役割を強調する形でバランスを調整しました。 - 研究者・技術者の社会的責任と告発
- 環境倫理
2021年3月末に改訂版をリリース済
詳細は「改訂版リリース予定と改訂内容について」に記載 - 理工学分野における共同研究(2023/3/10更新)
理工学系分野において実施される多様な産学連携の共同研究について、昨今の科学技術政策のキーワードや事例を補足し、実施体制の構築から研究成果の取り扱いまで全体の説明内容を刷新しました。
領域名:責任ある研究行為:基盤編(RCR人文系)
領域名:社会科学・行動科学(SBR)
2021年3月末に改訂版をリリース済
詳細は「改訂版リリース予定と改訂内容について」に記載
領域名:研究の安全性(BIO)
【改訂内容について】
- 実験安全の基本(2021/9/30更新)
既存のテキストの一部をサブテキスト化し、学習のポイントがより明確になるように調整しました。 - 化学物質を使った実験(2022/1/31更新)
学習者が内容をより理解しやすくなるようにテキスト・クイズの表現を調整しました。 - 放射性物質の取り扱い(2022/1/31更新)
放射性物質・放射線に関する記述について、近年の情報を補いました。また、クイズの表現を調整しました。
<2022年2月28日更新/英語版新規追加>
- 遺伝子組換え
学習者が順序立てて理解しやすくなるように、テキストの構成順序を入れ替えました。また、クイズの表現を調整しました。 - バイオサンプルの発送と受取
学習のポイントがより明確になるようにテキストを調整するとともに、簡略化・構造化しました。また、クイズの解説をより充実させました。 - バイオテロリズム
既存のテキストの一部をサブテキスト化し、学習のポイントがより明確になるように調整しました。また、テキストとクイズでデュアル・ユース・リサーチを強調するようにしました。 - バイオセキュリティ
既存のテキストの一部を省略・サブテキスト化し、学習のポイントがより明確になるように調整しました。また、クイズを新規に作成しました。
<2022年4月1日更新/英語版新規追加・改訂/単元名変更>
※単元名の変更については下記ページのお知らせをご参照ください。
「2021年11月版 「研究の安全性」領域教材 単元名の変更について」
- バイオセーフティとバイオセキュリティの考え方
(旧単元名「バイオセーフティ コース概略」)
本領域の総論教材であり、以降の各論教材へつながるようテキストの情報量を大幅に調整しました。それに合わせて、クイズも変更しました。 - 血液由来病原体対策
(旧単元名「米国労働安全衛生局による血液由来病原体対策の現状」)
説明内容を大幅に見直し、詳細事項はサブテキスト化するなど、受講者に応じた量になるように調整しました。また、クイズの表現を調整しました。 - 実験室関連感染とバイオハザードのリスク評価
(旧単元名「研究室関連感染とバイオハザードのリスク評価」)
説明内容を大幅に見直し、学習のポイントがより明確になるように調整しました。また、クイズの表現を調整しました。 - リスク管理(英語版改訂)
(旧単元名「リスク管理-緊急時および飛散時の対応」)
重要な事項であるため、テキストの細部を再調整しました。また、クイズの解説をより充実させました。
領域名:安全保障貿易管理(輸出管理)教材(SEC)
【改訂内容について】
- 大学等における安全保障輸出管理(2023/3/31更新)
関連する法令・ガイダンスの改正に伴い、全面的な改訂を行いました。
教材紹介リーフレットはこちら
〇改正個人情報保護法対応 改訂・修正(2022年7月~10月リリース)
領域名:人を対象とした研究:基盤編(HSR)
- 生命倫理学の歴史と原則、そしてルール作りへ
- 研究倫理審査委員会による審査
- 研究における個人に関わる情報の取り扱い
- 研究で生じる集団の被害
- 研究におけるインフォームド・コンセント
- 特別な配慮を要する研究対象者
- カルテ等の診療記録を用いた研究
- 生命医科学研究者のための社会科学・行動科学
- 国際研究
- 多能性幹細胞研究の倫理Ⅰ
- 研究倫理審査委員会の委員に就任する際に知っておくべきこと
- 人を対象とする医学系研究
- 人を対象とした研究ダイジェスト
領域名:責任ある研究行為<一般病院勤務医用>Ⅰ(AMED支援「研究者皆学修プロジェクト」提供)
- 医学研究者の責務<一般病院勤務医用>
- 研究における不正行為<一般病院勤務医用>
- 盗用と見なされる行為<一般病院勤務医用>
- オーサーシップ 著者となる資格と、伴う責任<一般病院勤務医用>
- 利益相反状態とは<一般病院勤務医用>
領域名:責任ある研究行為<一般病院勤務医用>Ⅱ(AMED支援「研究者皆学修プロジェクト」提供)
- 人を対象とする医学系研究に関する倫理・法律と指針 Ⅰ
- 人を対象とする医学系研究に関する倫理・法律と指針 Ⅱ
- 人を対象としたゲノム・遺伝子解析研究
- 実験動物の扱い
- 正しい統計解析手法
- 研究安全対策
<修正>(2021年度まで)
領域名:責任ある研究行為:基盤編(RCR生命医科学系・RCR共通単元)
- 責任ある研究行為ダイジェスト(2021/5/14更新)
< Digest Version > Responsible Conduct of Research
→主に「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン」に関するリンク等を修正 - データの扱い(2021/6/4更新)
Data Handling
→主に「生命・医学系指針」の名称とリンク先を修正
領域名:人を対象とした研究:基盤編(HSR)
2021/6/30 下記7単元の修正版をリリース
- 生命倫理学の歴史と原則、そしてルール作りへ
The History and Principles of Bioethics, and the Development of Its Rules - 研究倫理審査委員会による審査
Review by an Institutional Review Board (IRB) - 研究における個人に関わる情報の取り扱い
Handling Personal Information in Research - 研究におけるインフォームド・コンセント
Informed Consent in Research - カルテ等の診療記録を用いた研究
Records-Based Research - 研究倫理審査委員会の委員に就任する際に知っておくべきこと
What New IRB Members Need to Know - 人を対象とする医学系研究
Medical and Health Research Involving Human Subjects
→各単元とも、主に「生命・医学系指針」の名称とリンク先を修正するとともに、一部指針の改訂にあわせて内容を追記・修正した。
※詳細についてはこちらをご確認ください。 - 人を対象とした研究ダイジェスト(2021/6/4更新)
Digest: Human Subjects Research
→主に「生命・医学系指針」の名称とリンク先を修正するとともに、今後個別の単元への修正が入ってくることを考慮し、ダイジェスト版テキスト内から「人を対象とした研究」領域の各単元への参照リンクは削除した。
領域名:社会科学・行動科学(SBR)
- 社会科学・行動科学研究におけるリスクの評価(2021/5/14更新)
Risk Assessment in Social and Behavioral Research
→主に「生命・医学系指針」の名称とリンク先を修正 - 社会科学・行動科学研究におけるインフォームド・コンセント(2021/5/14更新)
Informed Consent in Social and Behavioral Research
→主に「生命・医学系指針」の名称とリンク先を修正 - インターネットを使った社会科学・行動科学研究(2021/5/14更新)
Social and Behavioral Research Using the Internet
→主に「生命・医学系指針」の名称とリンク先を修正したほか、「1. インターネットを使った研究で研究対象者の尊厳を尊重する方法」の章では同意取得についての文章を下記に修正した。
「インターネットを介したインフォームド・コンセントに際し、「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」では、電磁的な方法による同意取得も認められています。例えば、PCやタブレット端末での同意文書の画面表示後にチェックボックスへチェックするもしくは「同意する」ボタンの押下、電子メールによる同意の表明などがあるでしょう。そのほか、遠隔会議システム等を用いた口頭による同意取得も考えられます。」
「When obtaining informed consent via the Internet, the Ethical Guidelines for Life Sciences, Medical and Health Research Involving Human Subjects also allow consent to be obtained by electromagnetic means. For example, click the check box or press the “Accept” button after displaying the consent form on a PC or tablet device, or express consent by e-mail. In addition, it is also possible to obtain verbal consent using a teleconference system.」
領域名:中等教育教材(RSE)
- 中等教育における研究倫理:実践編(2021/5/14更新)
→主に「生命・医学系指針」の名称を修正
領域名:責任ある研究行為<一般病院勤務医用>Ⅰ
- 医学研究者の責務<一般病院勤務医用>(2021/5/14更新)
→主に「生命・医学系指針」の名称を修正
領域名:責任ある研究行為<一般病院勤務医用>Ⅱ
- 人を対象とする医学系研究に関する倫理・法律と指針 Ⅱ<一般病院勤務医用>(2021/6/30更新)
→主に「生命・医学系指針」の名称とリンク先を修正するとともに、一部指針の改訂にあわせて内容を追記・修正した。
※詳細についてはこちらをご確認ください。 - 人を対象としたゲノム・遺伝子解析研究<一般病院勤務医用>(2021/5/14更新)
→主に「生命・医学系指針」の名称とリンク先を修正したほか、「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の章では指針についての文章を下記に修正した。「さらに、このゲノム指針は「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」(医学系指針)と統合され、令和3年(2021年)に「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」(生命・医学系指針)として統合されました[11]。この指針にも、ゲノム指針の趣旨が引き継がれています。」 - 研究安全対策<一般病院勤務医用>(2021/5/14更新)
→「リスク群分類とバイオセーフティ・レベル」の章に下記の文章を追加「(最新のWHO実験室バイオセーフティ指針(第4版)ではリスクグループの分類表がなくなっており、2021年3月31日現在、日本でも議論が進められています。)」