2022年1月17付で、APRIN事務局より維持機関会員・賛助会員の窓口担当者の皆様へ
以下のメールをお送りいたしましたのでご確認ください。
一般財団法人公正研究推進協会(APRIN) 維持機関会員・賛助会員
窓口担当者 各位
(※このメールはAPRIN維持機関会員・賛助会員の窓口担当者の皆様へお送りしています。
成績管理者、教員・研究者・研究倫理教育担当者の皆様へ転送していただけますよう
お願いいたします。)
平素より大変お世話になっております。
APRINより会員の皆様へのお知らせをお送りいたします。
APRINが2022年2月22日(火)にオンラインで主催する
「2021年度全国公正研究推進会議 ~情報と社会:研究倫理の立場から~」について、
「サテライト・イベント企画1、2」の概要をご案内いたします。
会議名:2021年度全国公正研究推進会議 ~情報と社会:研究倫理の立場から~
日 時:2022年2月22日(火)10時~18時35分
10時~12時:サテライト・イベント企画1、2
13時~18時35分:全国公正研究推進会議 全体会・分科会
・サテライト・イベント企画1(研究公正推進担当者向け)
「公正研究推進に必要なスキルとは」
国立大学法人化以降の教育研究機関等において、最先端機器を導入したり
研究者の確保をして研究を進展させるためには、競争的外部資金を獲得することが
求められている。
そのような厳しい研究環境のもと、研究倫理の観点からみて、第一に公正な研究
を推進するための活動があり、不正行為又は不正使用が発生した場合は、それらに
対応する活動が発生する。
今回は定員を50人に絞り、参加者との情報共有、意見交換を行いたいと考えて
いる。
「公正な研究を推進するための活動」
〇 分野ごとに必要とする倫理教育内容【eラーニング教育、自主教材教育、
セミナー(講演)等】
〇 倫理教育の実施【方法、実施時期基準、受講率の公表等】
〇 競争的資金等の申請時における倫理教育の実施確認【確認方法、システム連携等】
「不正行為と不正使用への対応」
〇 通報窓口の対応内容【通報窓口の有無、通報窓口の公表、該当部局との役割分担等】
〇 予備調査の実施段階【予備調査委員会の有無、委員会の構成、実施時期基準、
学内の連携方法等】
〇 本調査の実施段階【調査委員会の有無、委員会の構成、実施時期基準、
学内の連携方法等】
参考資料 1 教育研究予算総額の推移と競争的資金の占める割合(10年間)
2 受講コースと受講単元の実態(コース設定の権限者)
3 公正研究推進専門アドバイザー(仮称)の創設
・サテライト・イベント企画2(研究者・研究倫理指導者向け)
「是か非か、研究スキル売買」
昨今、話題となっている研究スキル売買については、研究活動を実施するにあた
っての研究者自身の能力や、オーサーシップのあり方、研究の透明性や再現性が問
題となることが指摘されている。その一方で、一人の研究者が研究に割くことので
きる時間には限界がある。効率的に研究を進めるためには研究メンバー以外の第三
者に「アウトソーシング」することも必要だろう。研究のためのアドバイスや指導
の正式な対価として謝金を支払うということも許容されている。それでは、そうし
たアウトソーシングは、どこまでならOKで、どこからがNGなのか?
サテライト・イベント2では、多様な研究背景・研究活動を持った研究者の方々に
お集まりいただき、研究スキル売買の問題について、多様な研究の実態を踏まえて
自由に意見交換を行いたい。
現在、以下特設ページにて参加登録を受け付けております。
サテライト・イベントの定員はどちらも先着50名です。
詳細は特設ページをご確認ください。
〇APRINウェブサイト「2021年度全国公正研究推進会議」特設ページ
https://www.aprin.or.jp/seminar/seminar_detail/aprinkaigi2021
皆様のご参加を心よりお待ちしております。