2024年度全国公正研究推進会議

本ページの更新履歴
  2025年 1月23日 全セッションのテーマが確定しました。
  2025年 1月14日 後援機関を追記いたしました。
  2025年 1月6日 ポスター発表の詳細を追記いたしました。
  2024年 12月24日 登壇者の詳細を追記いたしました。
  2024年 12月12日 事務系イベントのテーマ・概要を追記いたしました。
  2024年 11月18日 参加登録の事前締切日の時間を設定しました(2月7日(金)午前10時)。
  2024年 10月11日 ポスターとプログラムを掲載し、参加登録の受付を開始しました。
  2024年 10月 8日 開催概要内に2023年度参加者の「機関・職名別集計結果」へのリンクを貼りました。
  2024年 10月 1日 2024年度テーマのねらいとプログラム内容を追記いたしました。
  2024年 9月24日 開催概要・プログラムを更新いたしました。
  2024年 5月31日 本ページを開設しました。適宜情報を更新いたします。

開催概要

2024年度全国公正研究推進会議 ~研究活動の国際化に伴う諸課題
 自由でオープンな研究交流は、科学進歩の基盤であり、グローバルな課題の解決に国際的な研究協力は不可欠です。しかし近年、このオープンな研究環境を悪用し、個人的利益の追求、政治目的への利用、新技術の独占をもくろむ、といった外国からの不適切な働きかけが目立ち、その影響の深刻さを増しています。そのため、多くの国が、国際的に合意された規範や規制に即しない国際共同研究を国家や経済の安全保障に対する重大なリスクと捉えるようになっています。
 研究者は、オープンさを最大限推進しつつ、公正さと健全さを守り、科学の発展とその成果の公平な享受を推進する義務を負っています。その上に研究活動が国の安全を損なわないかどうかを自ら問うべき状況になっています。
 会議ではこのような新しいリスクに関連して、重要度の高い話題を中心に現状を把握し、公正研究の推進のために対応、留意すべき点を確認しあう機会としたいと願います。皆様のご参加をお待ちしております。


【トピック(抜粋)】

■ 基調講演~パネルディスカッションでは、児玉安司先生の進行のもと、以下の5名の先生方から
  生成AI情報管理等をめぐる国内外の動向について多角的にお話し頂きます。
  5名でプログラム構成を検討し、大変力を入れてご準備をお進め頂いています。
  この機会を逃さずご参加ください。
   ・児玉安司先生(APRIN理事、新星総合法律事務所 弁護士、一橋大学法科大学院 客員教授)
   ・永井良三先生(APRIN理事長、自治医科大学 学長)
   ・長井寿先生(APRIN専務理事、国立研究開発法人物質・材料研究機構 名誉研究員)
   ・市川家國先生(APRIN専務理事、信州大学医学部 招待教授)
   ・森田朗先生 (一般社団法人次世代基盤政策研究所 代表理事・研究所長)

■ 午前中のサテライト・イベント(事務対象)では、「研究公正推進の中核的人材」の育成に向けて
  来年度APRINが新たに開始する「認定研究公正アドバイザー制度」の活用を目指し、
  日々現場で研究公正に取り組まれている皆様から忌憚のないご意見を頂く機会を設けます。
  認定アドバイザーを現場におくことが研究公正の推進にどのように繋がっていくのか
  皆様と一緒に考えます。

■ eAPRIN教材作成等にご尽力されている片上幸美先生(APRIN客員研究員、信州大学医学部 公正研究
  推進講座)が、現在実施中のアンケート結果を踏まえ、実験ノートに関するポスター発表「研究の
  記録 ―実験ノートの実際― 」
を行います。



日 時:2025年 2月 12日(水)終日
場 所:東京大学安田講堂、工学部2号館講義室、展示室ほか
    東大構内案内図:https://www.ipaj.org/workshop/2015/pdf/UTokyo_campus_map.pdf
形 式:現地対面(当日のライブ配信なし、オンデマンド配信についてはページ下方参照)
対 象:国内の研究者、研究公正指導者・担当者、事務担当者、政府関係者、企業の技術開発担当者、学生等
   (研究倫理・研究公正にご興味のある方は、職名や業務内容に関わらずどなたでもご参加頂けます)
    ※昨年度(2023年度)参加登録者の「機関・職名別集計結果」はこちらからご参照ください。
     リンク先ページ中ほどの「開催結果」をご覧ください。
参加費:無料(情報交換会は一人2千円頂戴いたします)
言 語:日本語
主 催:一般財団法人公正研究推進協会(APRIN)
後 援:ページ下方に掲載
写真撮影・動画収録について:
    記録およびオンデマンド配信のため写真撮影・動画収録を行います。予めご了承ください。
    また、一般参加者の撮影は東京大学により禁止されています。取材のご希望がありましたら、
    事前にAPRIN事務局へお知らせください。安田講堂外で建物外観を撮影する場合、別途東京
    大学の広報担当部署に申請が必要になりますのでご注意ください。
無線LAN利用について:
    東京大学ウェブサイトに記載の3種類のサービスのうち、3種類目の「UTokyo-Guest」は
    どなた様でもご自身でご登録頂くことによりご利用いただけますのでご参照ください。
    上記ウェブサイトより「UTokyo-Guest」利用マニュアルを転載いたします。

ポスター

画像をクリックしてPDFファイルをダウンロードできます。
※全体会(前半)の時間配分が変更になりました。詳細はプログラムをご覧ください。

プログラム

9:45~サテライト・イベント 受付開始
10:00-12:00(120分)       
工学部2号館213号室  



















      
■サテライト・イベント(研究者対象)
「研究の国際化とリスクマネジメント」
 近年の研究活動の国際化の動きに伴い、従来課題とされてきた責務相反や利益相反に加え、研究セキュリティ・インテグリティなどの新たなリスクに対するマネジメントの必要性が認識されつつある。そこで、本イベントではこれら諸課題の最新状況について、研究機関における具体的な取組み等を踏まえた話題を提供し、フロアとのディスカッションを通じて、特に国際共同研究等を企画・実施する際の留意点を本イベント参加者の共通認識としたい。

座長:樋笠知恵(APRIN客員研究員、信州大学医学部 公正研究推進講座 助教(特定雇用))
 
10:00-10:05 趣旨説明(座長)
10:05-10:30 講演1
「研究活動の国際化に伴う諸課題とリスクマネジメント(仮)」
明谷早映子(東京大学大学院医学科研究科 利益相反アドバイザリー室・室長)
10:30-10:55 講演2
「国際共同研究における生物遺伝資源の取り扱いについて」
鈴木睦昭(国立遺伝学研究所 ABS支援室 室長) 
10:55-11:20 講演3
「複数国参加による広域国際共同研究の事例・現状と課題(仮)」
片上幸美(APRIN客員研究員、信州大学医学部 公正研究推進講座 助教(特定雇用))
11:20-12:00 パネルディスカッション

10:00-12:00(120分)        
工学部2号館展示室

      
■サテライト・イベント(事務対象)
「公正な研究活動を推進するために 認定研究公正アドバイザーとは?~」
 現在、研究機関には、公正な研究活動を推進するため、不正行為の事前防止策として、組織の責任体制確立、研究倫理教育実施等の環境整備とともに不正事案に適切に対応することが求められています。
 これまで、公正な研究活動を推進するための体制整備が着実に進展してきました。その中で、研究支援者に求められる事項として、研究倫理教育の実効性を高めるとともに、不正事案の告発への対応にとどまらず、日常的にさまざまな相談等に教員と伴に対応することも求められています。
 研究機関の公正な研究活動を推進するためには、取り組みの中核的役割を担う人材が不可欠です。そこで、一般財団法人公正研究推進協会では、認定研究公正アドバイザー制度を発足させ、公正な研究活動を推進するための知識と能力を有する方を“認定研究公正アドバイザー(Certified Research Integrity Advisor)”として認定することになりました。
 制度の概要説明後、各種課題について、様々な参加者(国公私立大学、研究機関、企業等)でグループ討議を実施し、現場における情報の共有と意見交換を行いたいと考えています。

座長:戸谷秀一(APRINコーディネーター)
副座長:岩下、山本、室伏(APRIN事務局)

10:00~10:05( 5分)開会挨拶
10:05~10:20(15分)話題提供1
「認定研究公正アドバイザー制度について」
福嶋義光(APRIN理事、信州大学医学部 特任教授)
10:20~10:25( 5分)話題提供2
戸谷秀一(APRINコーディネーター)
10:25~10:30( 5分)グループ討議についての説明
10:30~11:30(60分)グループ討議
11:30~12:00(30分)グループ発表・閉会
12:00-13:00(60分)昼休憩
13:00-
安田講堂
2024年度全国公正研究推進会議 受付開始

13:30-13:35(5分)      
 
13:35-13:40(5分)

13:40-13:45(5分)
■2024年度全国公正研究推進会議 全体会(前半)
・開会挨拶 
 浅島誠(APRIN会長、帝京大学先端総合研究機構 機構長/特任教授)
・来賓挨拶
 岡村勝文(文部科学省 科学技術・学術政策局 研究環境課 研究公正推進室長)
・後援機関のご紹介
13:45-14:00(15分)











基調講演1 永井良三(APRIN理事長、自治医科大学 学長)
「医療・医学研究における生成AIの課題」
 生成AIの進歩はめざましい。最近は生成AIを通じて、一般の市民も医療に関する知識や診断に関する情報を入手することができる。しかしAIには一定の割合で誤った情報が含まれており、提示された情報の取扱いには注意が必要である。AIの提示する情報を医療現場で利用するときの責任や倫理についても議論が始まった。一方、海外の医療用生成AIが相次いで上陸するなかで、我が国独自の医療生成AIの開発も重要な課題である。とくに開発に用いる医療情報の収集と同意、また学術研究目的で開発されたAIモデルを商用利用する際のPMDAによる規制と情報提供に対する同意のあり方は、臨床研究法や個人情報保護法との関連で多くの課題が指摘されている。講演では、現在内閣府の第3期戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)で進められている医療生成AIのプロジェクトを紹介するとともに、開発過程で明らかになった問題を紹介する。
14:00-14:15(15分)













基調講演2 長井寿(APRIN専務理事、国立研究開発法人物質・材料研究機構 名誉研究員)
「Well-being向上の基盤を守る情報管理」
人類のWell-being向上には社会的な基盤や仕組みが不可欠である。自然生態系や資源、長年かけて作り上げてきた社会資本、そして根付き発展してきた社会システムなどである。これらの基盤の活用、運営には技術と知識が深く関わる。優れた技術や知識は人類全体で共有されていくべきであるが、その際、互いの権利を尊重し信頼関係を維持せねば、相互に利益を損なう。研究者、技術者こそこの点を冷静に認識し、適切に行動することが求められるのだが、それは、最初に権利侵害が起こるのは研究者、技術者の身辺であるからだ。そうした中、今日では情報収集を国際的に行う必要性が増している。その中では、一人ひとりが高い知性と倫理性を以て、学会誌などに見られる「二次情報」に頼らず、情報の真実性を高めるべく実体験や調査および実験を通じた「一次情報」を求め、問題解決に貢献する事が必要とされる。この事は研究者、技術者にしかできないからだ。
14:15-14:30(15分)
基調講演3 市川家國(APRIN専務理事、信州大学医学部 招待教授)
「わが国がかかえる国際化へ向けた課題」
 わが国における研究倫理は、ファンディングエージェンシー(FA)が資金配分先の研究者に求める行動規範として提示され、FAはアカデミアの一部に資金を投じてその周知を図って来た。立場上、その姿勢は理解できるものの、出遅れたモグラたたきのように出される規制には「倫理」と言えるような一貫性が見出しにくい。
 欧米において人を対象とした研究における倫理は長く被験者の選択権を軸としていたが、この四半世紀の間に遺伝学、統計学、情報学が目まぐるしい進歩を遂げ、研究が社会にもたらす多大な利益が認識されるに伴い、個人にかかわるデータは人類の財産でもあり、研究の是非に関する倫理的判断は個人と人類の利害を比較考量すべき、という考えが定着した。
 これに比し、わが国では統計学、情報学の著しい遅れを背景に、研究成果に乏しく、比較考量の考えが育っていない。わが国の研究倫理が比較考量の原則に追い付く上で必要と思われる事項を議論する。




14:30-14:55(25分) 


14:55-15:00(5分) 

15:00-15:30(30分) 
パネルディスカッション 
司会:
児玉安司(APRIN理事、新星総合法律事務所 弁護士、一橋大学法科大学院 客員教授)
永井良三(APRIN理事長、自治医科大学 学長)
話題提供:森田朗 (一般社団法人次世代基盤政策研究所 代表理事・研究所長)
「EHDS(European Health Data Space)にみるEUにおける医療データの二次利用のあり方(仮)」
論点整理:児玉安司(司会)

パネルディスカッション
 パネリスト:基調講演及び話題提供の先生方
15:30-15:45(15分)会場移動・休憩
15:45-17:15(90分)
安田講堂















■医生命科学系分科会
「研究者にとっての「研究セキュリテイ」のための具体策」
 医生命科学系においては、再現性を最大限確保すべく、研究者間の積極的な生データ・方法・機材等の共有化が奨励されてきた。その一方、最近に至り、公的資金を受けている研究者が、外国から同時に研究費や給与を得たり、国外に並行して研究室を運営して隠蔽する事件が発覚した。さらには、公的資金申請のための研究計画の内容が審査員の手により外国へ流出したり、研究試料が持ち去られる事件も発生している。
 そこで、米国の公的資金配分機関は、知的財産権確保といった経済安全保障上の必要性から、研究機関向けに「不適切な外国の影響」を避けるための具体的な指針を本年発出した。
 経済安全保障上、日本は米国と同様に半導体・蓄電池・重要鉱物・医薬品を最も重要な産業としていることからして、「研究セキュリティ」への対策はわが国の医生命科学系の研究コミュニティにとっても重要な課題である。この課題を研究者の立場で、どの様に心がけるべきかを議論していきたい。

座長:市川家國(APRIN医生命科学系分科会委員長、APRIN専務理事、信州大学医学部 招待教授)
15:45-17:15(90分)
工学部2号館212号室













理工学系分科会
「国際的研究開発における機微技術の管理とセキュリティクリアランス」
海外との共同研究の機会や留学生数が増大しつつある一方で、近年の国際情勢の変化にともない、大学や研究機関における安全保障輸出管理の厳格化が求められています。このような状況変化から、欧米の先進国では機微技術の輸出管理を強化しています。日本においても外為法に基づく技術提供等の管理について、大学および研究機関等に対して、法令遵守のための体制整備と機微技術に対する情報管理のレベルを向上させる必要があります。また、海外の大学や企業との間で機微技術に関して情報共有が円滑に行われるには、人、施設、サイバー環境へのセキュリティが担保される必要があります(セキュリティクリアランス)。このような最近の安全保障輸出管理には、管理体制の構築をはじめ、研究者各自による制度の理解、管理対象の把握、研究開発セキュリティなどに多くの課題があります。これらの課題について、専門家による講演と討論を行います。
 
座長:三木哲也(APRIN理工学系分科会委員長、電気通信大学 名誉教授)

15:45-15:50 開会挨拶
15:50-16:05 講演1
「APRIN新単元「機微技術の管理」について」
長井寿(APRIN理工学系分科会委員、APRIN専務理事、国立研究開発法人物質・材料研究機構 名誉研究員)
16:05-16:30 講演2
「安全保障貿易管理と大学・研究機関における技術管理」
平井宏治(経済安全保障アナリスト)
16:30-16:55 講演3
「生命工学技術とバイオセキュリティ」
四ノ宮成祥(国立感染症研究所・客員研究員/防衛医科大学校・名誉教授)
16:55-17:15 総合討論
15:45-17:15(90分)
工学部2号館211号室
人文学・社会科学系分科会
「アグノトロジー(無知学)は警告する――研究の公正性再考」
座長:井野瀬久美恵(APRIN人文学・社会科学系分科会委員長、大学共同利用機関法人人間文化研究機構 監事・甲南大学名誉教授)
副座長:野内玲(広島大学高等教育研究開発センター 准教授)

15:45-15:47 開会挨拶
15:50-16:10(20) 趣旨説明「アグノトロジーと研究公正の接続」
野内玲(広島大学高等教育研究開発センター 准教授)
16:10-16:50(40) 講演「アグノトロジー(無知学)があきらかにする研究公正の課題と挑戦 〜人文社会科学の立場から〜(仮)
隠岐さや香(東京大学大学院教育学研究科 教授)
16:50-17:15(25) 質疑応答とディスカッション
15:45-17:15(90分)
工学部3号館31号室
中等教育系分科会
「中等教育における研究発表・交流の国際化」
 近年、中等教育では、課題の発見・解決や社会的な価値の創造に結び付けていく資質・能力の育成が一段と求められている。そのため、生徒が主体的に進める探究活動やその指導への関心が高まっている。そうした活動・指導では、国内の枠内にとどまらず、国際的な視点を意識した取り組みがますます必要な情勢である。研究課題を通じた海外との交流や国際的科学コンテストへの参加など、すでに多くの取り組み例がみられる。このような状況を見るとき、研究発表・交流の国際化が生徒や社会に与えるインパクトを踏まえて、国際的な視点から、中等教育における研究活動の実状や研究倫理等に関する問題点などを議論しておくことが必要と考える。
 今回の分科会シンポジウムでは、2名の講師の方に関連の講演をしていただき、「中等教育における研究発表・交流の国際化」に関連した問題点や課題などを討論する。
 
座長:岩本光正(APRIN中等教育系分科会委員長、東京工業大学名誉教授)
副座長:鈴木石根(APRIN中等教育系分科会委員、筑波大学 生命環境系 教授)
 
15:45-15:47 開会挨拶
15:50-16:20 講演1 
「探究活動を通じた生徒の成長と国際的視野の育成
   ―主体性と研究倫理の調和をはかる教育環境の構築―(仮)」
森 研堂(玉川学園高等部 高等部 教諭)
16:20-16:50 講演2 
「中高生が挑む国際的な科学技術コンテスト(仮)」
村本哲哉(東邦大学 理学部 准教授)
16:50-17:15 質疑応答とディスカッション
15:45-17:15(90分)      
工学部2号館213号室
事務系分科会
「現場に求められる「研究の国際化に伴う諸課題」への対応」
 現在、研究機関には、公正な研究活動を推進するため、新たな課題について対応することが求められています。変わりゆく国際情勢の中で、「研究インテグリティ」、「貿易管理」、「機微技術」等への対応を研究機関は求められていますが、何を、どのように行えばよいのか、確たるものが存在しないのも事実です。
 そのような状況の中で、各研究機関は、手探りで業務を進めつつ苦慮しているのではないでしょうか。そこで、各研究機関の情報共有に続き、各種課題について、様々な参加者(国公私立大学、研究機関、企業等)でグループ討議を実施したいと考えています。

座長:戸谷秀一(APRINコーディネーター)
副座長:岩下、山本、室伏(APRIN事務局)

15:45~15:50( 5分)開会挨拶
15:55~16:10(15分)話題提供
「研究活動の国際化と新たな課題」
片上幸美(APRIN客員研究員、信州大学医学部 公正研究推進講座 助教(特定雇用))
16:10~16:15( 5分)グループ討議についての説明
16:15~16:55(40分)グループ討議
16:55~17:15(20分)グループ発表・閉会
17:15-17:30(15分)会場移動・休憩
安田講堂
17:30-18:30(60分)
 
18:30-18:35(5分)
■2024年度全国公正研究推進会議 全体会(後半)
・各分科会からの報告とディスカッション
 登壇者:4分科会座長
・閉会挨拶 永井良三(APRIN理事長、自治医科大学 学長)
18:35解散(情報交換会参加者は会場移動)
19:00-20:00(60分)
工学部2号館展示室      
■情報交換会

<新企画>ポスター発表

研究の記録 ー実験ノートの実際ー
発表者:片上幸美(APRIN客員研究員、信州大学医学部 公正研究推進講座 助教(特定雇用))
場 所:安田講堂ロビー

 分野を問わず、公表された研究の内容に対して、裏付けとなる記録が存在しないものに対しては不正行為が疑われ、論文取り下げの大きな要因ともなっている。研究の記録の在り方を見直すことは、公正な研究活動をサポートするために重要である。具体的な記録の方法とともに、研究者の迷いや悩みとなる点について調査を行ったので報告する。

参加登録

「2024年度全国公正研究推進会議」参加登録フォーム(クリックしてください)

※受付期間
・受付リスト作成のため、事前の参加登録は 2025年2月7日(金)午前10時で一旦締め切らせて頂きますので、
 期日前のご登録をお願いいたします(会議終了後にオンデマンド配信視聴のための登録受付を再開
 いたします)。
・やむを得ず参加登録をせずに当日会場へお越しいただく場合は、安田講堂内の受付にて
 名刺を一枚頂戴いたします。
・2024年度の参加登録フォームは上記1種類のみです。サテライト・イベントもこのフォームから
 登録可能です。
・情報交換会の参加費(2千円)は当日会場でお支払いください。

※オンデマンド配信について
・オンデマンド視聴のご案内は、配信準備完了後、参加登録していただいた方にお送りいたします。
 当日参加が難しくオンデマンド配信のみ利用する場合も、上記フォームより参加登録をお願いいたします。

※登録時のエラーについて
 登録時に、まれに「リロードして再度回答してください。」「Reload and retry」というエラーが発生することがあります。これはボット判定されたことにより発生するエラーです(サイトのセキュリティ対策のため設定しています)。このエラーが発生した場合は、別のブラウザや端末、IPアドレスより再度お申込みをお試しください。解決しない場合はお手数ですがAPRIN事務局までご連絡ください。

後援機関

内閣府、日本学術会議、文部科学省、農林水産省、環境省、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)、独立行政法人日本学術振興会(JSPS)、独立行政法人国立高等専門学校機構、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構、独立行政法人環境再生保全機構、東京大学、京都大学、慶應義塾大学、早稲田大学、一般社団法人公立大学協会、日本私立大学協会、一般社団法人日本私立大学連盟、一般社団法人日本医学会連合、一般社団法人日本農学会、生物科学学会連合、公益社団法人日本工学アカデミー、公益社団法人日本工学会、公益社団法人日本薬学会

(その他手続き中)