一般財団法人公正研究推進協会(APRIN) 維持機関会員・賛助会員
窓口担当者 各位
(※このメールはAPRIN維持機関会員・賛助会員の窓口担当者の皆様へお送りしています。
成績管理者、教員・研究者・研究倫理教育担当者の皆様へ転送していただけますよう
お願いいたします。)
平素より大変お世話になっております。
APRINより会員の皆様へのお知らせをお送りいたします。
1.2024年度全国公正研究推進会議(2025年2月12日(水))に関するご案内
APRINは、来月2月12日(水)に東京大学安田講堂で
「2024年度全国公正研究推進会議 ~研究活動の国際化に伴う諸課題~ 」
を開催いたします。今年度の見どころを抜粋してご紹介いたします。
■ 基調講演~パネルディスカッションでは、児玉安司先生の進行のもと、以下の5名の先生方から
生成AIや情報管理等をめぐる国内外の動向について多角的にお話し頂きます。
5名でプログラム構成を検討し大変力を入れてご準備をお進め頂いています。
この機会を逃さずご参加ください。
・児玉安司先生(APRIN理事、新星総合法律事務所 弁護士、一橋大学法科大学院 客員教授)
・永井良三先生(APRIN理事長、自治医科大学 学長)
・長井寿先生(APRIN専務理事、国立研究開発法人物質・材料研究機構 名誉研究員)
・市川家國先生(APRIN専務理事、信州大学医学部 招待教授)
・森田朗先生 (一般社団法人次世代基盤政策研究所 代表理事・研究所長)
■ 午前中のサテライト・イベント(事務対象)では、「研究公正推進の中核的人材」の育成に向けて
来年度APRINが新たに開始する「認定研究公正アドバイザー制度」の活用を目指し、
日々現場で研究公正に取り組まれている皆様から忌憚のないご意見を頂く機会を設けます。
認定アドバイザーを現場におくことが研究公正の推進にどのように繋がっていくのか、
皆様と一緒に考えます。
■ eAPRIN教材作成等にご尽力されている片上幸美先生(APRIN客員研究員、信州大学医学部 公正研究
推進講座)が、現在実施中のアンケート結果を踏まえ、実験ノートに関するポスター発表「研究の
記録 ―実験ノートの実際― 」を行います。
・「2024年度全国公正研究推進会議」参加登録フォーム
※2月7日(金)10時に一旦締切ります。当日参加の方は名刺をお持ちください。
https://aprin.form.kintoneapp.com/public/aprinkaigi2024
・「2024年度全国公正研究推進会議」特設ページ
https://www.aprin.or.jp/seminar/seminar_detail/aprinkaigi2024
当日のご参加が難しい場合であっても、参加登録をしていただくことで、
後日オンデマンド配信をご視聴いただけます。
ご所属機関等でお誘いあわせの上、ぜひご参加ください。
2.APRIN後援イベントのご案内
APRINは来月2月11日(火・祝)に東京・大手町で開催される以下のシンポジウムを後援いたします。
こちらも皆様お誘いあわせの上、ぜひご参加ください。
■ シンポジウム「研究不正問題のこれからを考える―ガイドライン施行10年」
■ 主催JST「科学技術イノベーション政策のための科学 研究開発プログラム」第3期採択課題
「ライフサイエンスにおける誠実さの概念を共有するための指針の構築」
(研究代表者:京都薬科大学・田中智之)
「研究分野の多様性を踏まえた研究公正規範の明確化と共有」
(研究代表者:大阪大学・中村征樹)
■ 開催趣旨
「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」(2014年8月26日文部科学大臣決定)が
施行されてから10年になる現在、ガイドライン策定時には顕在化していなかったあらたな課題が
表面化しています。
特定不正行為には該当しない二重投稿や不適切なオーサーシップが問題となる事例の増加や、
査読をめぐる不適切な行為の発生、ハゲタカジャーナルや研究インテグリティをめぐる問題など、
多くの課題が出現しています。文部科学省からの審議依頼を受け、日本学術会議がとりまとめた
「回答 論文の査読に関する審議について」(2023年9月25日)では、ガイドラインの「改訂あるいは
内容の追加について検討すべき時期に来ている」との指摘も盛り込まれました。
また、大学・研究機関における研究不正調査の妥当性を検証する第三者機関の設立を求める意見も
少なくありません。他方で、研究不正問題への取り組みにあたっては、研究機関や学協会など、
学術コミュニティが担うべき役割がきわめて大きいことも見逃せません。
研究不正問題をめぐって、今後、どのような形で取り組んでいくことが必要なのでしょうか。
本シンポジウムでは、研究不正をめぐる問題にさまざまな立場からかかわってきた演者を迎え、
研究不正行為への対応のこれからについて考えます。
■ 開催日時:2025年2月11日(火・祝) 13:30~17:30
■ 開催場所:東京・大手町
大手町ファーストスクエアカンファレンス・Room A
(大手町ファーストスクエア イーストタワー 2F)
■ 対象者:研究倫理教育担当者、研究者、研究公正担当事務職員等
■ 参加費:無料(要参加登録、参加見込み100名程度)
■ 参加申込:https://forms.office.com/r/szXNthW4cN
詳細は下記ホームページをご覧ください。
https://research-integrity.info/2021ristex/activity/sympo20250211/
■ 問い合わせ先:
大阪大学・全学教育推進機構・教授 中村征樹
メールアドレス:inquiry-ristex21[at]research-integrity.info
※[at]は@に変換して送信してください。
上記メールアドレスへ直接ご連絡をお願いいたします。